青き春の出逢い

サタデーデート。略してサタデート。

｢次はどこに…｣

｢晴くんは行きたいとことかあります？｣

｢うーん…一度落ち着きたいかな？｣

｢じゃあ近くの公園にでも行きませんか？｣

公園か…確かに静かそうでいいかな。

｢それじゃその公園に行こうか｣

着いた公園は小さな所だった。あったのはブランコとすべり台とベンチという最低限的な遊具だけ。俺達はとりあえずそこのベンチに座った。