青い花

2/22
前へ
/126ページ
次へ
俺達が付き合って早二ヶ月が経とうとしていた。蝉の鳴き声が鳴り響き、太陽がギラギラと照りつける季節…そう、夏が始まろうとしていた。 その間どんな付き合いだったかって?まあ…普通だよ?手繋いでお買い物とか河辺でお話とか…まあそれなりに楽しく幸せな日々を送っていた。 遠くから鳴る蝉の鳴き声がいい具合に子守歌に変わっていたある日の昼休み。俺はいつものように青花と弁当を屋上で食べ…その…青花の膝枕で横になっていた。 べ…別にデレデレばっかりしてる訳じゃないんだからね!?
/126ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加