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昼休み~
いつものように俺は遊也と教室の片隅で弁当をつついていた。
「…んでさ、昨日の夜に…とメールしてて…って話を…」
「ほ~…それはよかったなぁ」
「…お前。それてきとうな返事過ぎるぞコラァ!」
そう叫びながら遊也は俺にじゃれかかってきた。
いつものことなので軽くあしらっていると…
(―――?)
なにやら後ろの入口から視線を感じた。
さっと振り向くとそこには誰もいなかった。
「おかしいなぁ…」
「テメェ俺は無視かよ!」
遊也がウザいので腹にクロスチョップをくらわせて、とりあえずその視線のことを忘れることにした。
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