ある晴れた日

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急に元気になったなぁ… 「おい…お前…」 さっきまで俺の視界の片隅で餌を食う金魚のように口をパクパクさせていた遊也がついに口を開いた。 「なにさ?」 「お…俺を見捨ててその可愛い女の子とお弁当食べる気か!?俺達の友情はそんなものか!?抜け駆けか!?」 「まあ、その、なんだ。 すまん。」 「裏切り者ぉ!」 叫ぶ遊也に軽く水平チョップを入れ、俺はその女の子 青花 とお弁当を食べるため屋上へと向かった。
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