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屋上に着いた俺達は街が見える位置にてきとうに座った。
「俺さ、この場所ってうちの街が見渡せるから好きなんだよね。ほら、なんかさ、開放感みたいなのあるじゃん?」
「私もそういうの好きですよ。こんな場所に夜に来れたらどれだけ綺麗に見えるかなっても思いますし」
「やっぱり高い所はいいよね。んじゃお腹も減ったしお弁当もらっていい?」
「あっどうぞ…」
俺はもらったお弁当箱を開けてみた。豪華だな。うん。このお肉とかウマそうだ。
俺はそのお弁当をぱくつきながら今更な質問を彼女にした。
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