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「はいっそこまでっっ!!!」 そう言って先頭切ってドアを開けて入って来たのは山Pで、その後に続いて入って来たのはこの上なく不機嫌丸出しの亮ちゃんであった。 「お前ら練習しとけって言ったよなっ!何イチャついてんねんっっ!!」 亮ちゃんの愛のこもった蹴りが容赦なく二人に襲い掛かる。 「お前らコレで踊れへんかったらどうなるか分かってるんやろうなぁ?!!」 「はいっ!ちゃんと踊りますっ!!」 小山のヘタレぶりに笑いそうになったシゲだが亮ちゃんに睨まれ冷や汗をかき小山の横に立ち小山を見た。 すると目が合いニヤリと笑われどうやら今晩デザートにされる話はどうも決行されるようだ。そして再び亮ちゃんへと視線を向けると相変わらず不機嫌な顔でこっちを睨んでいたので思わず肩をすくめこれで失敗したら本当どうなる事だと思いながらも久しぶりの夜のデートに心奪われていた。                               END❤                  2007.04.05
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