23人が本棚に入れています
本棚に追加
/32ページ
董卓の城下町に畑仕事をする若者
そう孫策
力仕事はこの男とこの地区では有名
孫策は畑を耕していた
「ふぅ~」
と、一息つく
やはり力仕事は疲れる
向こう側から誰かがやってくる
「おい!!」
低く太い声で孫策に話しかける兵士
「はっはい」孫策はその兵士のもとに近寄る
「董卓様の命により徴税額を上げるとのこと」
孫策は驚いた
これまでの徴税でも生きていけるかわからない状態だった
それなのにまた徴税額を上げるとなると民たちに「死ね」と言っているのと同じだ
だが、孫策はしぶしぶ徴税額を払うしかなかった
「俺たちは、こんなに苦しまなきゃいけねぇのか!?」
孫策は自分に聞く
「そんな事ねぇ!!俺たち民は董卓に従うだけじゃねぇ」
孫策は怒りをあらわにした
孫策は董卓に徴税額を下げてもらうべく、董卓のいる城へと向かった
最初のコメントを投稿しよう!