第1章

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だけど、その変わってしまった自分をジュウは嫌いでは無かった。 「そうだ!」 雪姫は顔の前で両手を打ち鳴らして、 「どおせなら光ちゃんも誘おう」 「光ちゃんも、ですか?」 幾分驚いた様子で、雨が答えた。 「うん。その方が面白いって」 「俺がいたら、あいつ来ないんじゃないか?」 ジュウの問いに、雪姫は満面の笑みで親指を立てて 「大丈夫!上手く騙すから」 「騙すなよ!」     こうして4人と1人(騙された光)で遊園地に行く事が決定した。
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