80人が本棚に入れています
本棚に追加
だけど、その変わってしまった自分をジュウは嫌いでは無かった。
「そうだ!」
雪姫は顔の前で両手を打ち鳴らして、
「どおせなら光ちゃんも誘おう」
「光ちゃんも、ですか?」
幾分驚いた様子で、雨が答えた。
「うん。その方が面白いって」
「俺がいたら、あいつ来ないんじゃないか?」
ジュウの問いに、雪姫は満面の笑みで親指を立てて
「大丈夫!上手く騙すから」
「騙すなよ!」
こうして4人と1人(騙された光)で遊園地に行く事が決定した。
最初のコメントを投稿しよう!