音符の影。

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寄り添う影まで 恥ずかしかった。 恥ずかしくて 鼻歌が精一杯だった。 綺麗に並ばない 音符が 楽譜が 愛しかった。 綺麗にお玉杓子を 並べるんだよ。 優しい声。 あなたは わたしに頭が上がらないから ではないんだよ。 あなたが 笑うと嬉しいから わたしは ウタが好きなんだよ。
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