プロローグ

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POWに入ってる全員が嘲笑い、怒った。   『POWのレベルも落ちたものだなぁ!』 『ここはガキのくる場所じゃないぜぇ!』と。 そこで、POW総隊長はその場にいた全員に、その男の子と戦うように言った。 全員が目の色を変えて、本気で男の子を倒そうとした。 それは、男の子を倒したら地位を昇格する、と総隊長が言ったからだ。   しかし、その男の子を倒したものは誰一人いなかった。   いや、言い方を変えよう。   男の子が一人でPOWに所属している全員を倒したのだ。    隊員達が弱かったのではない。 男の子が強すぎたのだ。       その男の子の名は、ノエル。   ノエル・スナック―――。
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