シモの憂鬱

おかわり

僕は今、友人宅にて、夕飯をごちそうになっている。

おじさんもおばさんも、とてもいい人で、僕のためにご馳走を用意してくれた。

しかし困った…。

同時に『いただきます』をしたにも関わらず、他のみんなに、2倍以上の差を付けて、白ご飯を、後一口というとこまで、食べ切ってしまったのである。

『たくさんおかわりして、いっぱい食べてね☆』と言ってくれたおばさんとも、いまいち目を合わせられず、じっと残り一口のご飯を見つめる…。