僕の大好きな人

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その後教室に戻り、翔とお昼を食べ、午後の授業を受けて放課後。 また教務室に入るとソファに寝転がり寝て居た林先生。 近付いて行くと身動ぎし身体を起す。一つ欠伸をしている彼は僕を見て 「あぁ早かったな。取り敢えず立って無いで座れ」 指で指された林先生の向かいのソファに座った。 少し俯いた後顔を上げ僕は質問した。 「あの僕は何故雑務の手伝いを?一般生徒なんですが」 そう言うとあの人はクスリと笑った。 初めて向き合って見た彼の笑顔はとても綺麗で胸がドキドキと高鳴る。 「その事だけど、お前は俺の補佐をして欲しい。まぁ知って居ると思うが、国語教師は俺ともう一人のよぼよぼな教師の二人しか居ない。雑務はもう一人の教師がやって居たんだが、あいつ何をしたか知らないが、腰を悪くして入院したんだよ。普通なら代理が来るらしいが急な為に手配できないらしい。授業は俺一人で回せるが雑務は無理だと思い、校長に申し出をした所許可が降りて、俺がお前を選んだ」
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