Take2:描写

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Take2:描写

その日から卯月は考えることといったら彼女のことばかり。学校にいるときも(都内の大学に通っている)、飯食ってても、寝るときでさえ、考えているのだ。   当然眠れない日々が続いた。     某大学内 「ねむぅ~、今日ほんとだりぃーし、講義ふけようかなー」 たらたらと歩いていると背後からバシッと音が聞こえ背中が痛みだす。   「ぃってーーな、何しやがる」 振り返ってみると今度は頬に指が刺さる。   「卯月ぃ、サボろうたってそうはいかないぞ」 黒髪のロングにいかにも真面目そうな面をした背の低い女が白魚のような細い指で卯月の頬を刺した。   「げっ、あげはぁ!!逃げっ…」   腕にヒヤリとした感じとカチャリという音が聞こえたときには遅かった。   手錠が手首を繋いでいた。勿論もう片方は、あげはの腕に繋がっている。     こいつは同じ講義を受けてる『黒崎あげは』   何かとつっかかってくるやつで仲はいいが、こいつの行動は理解できないことが多い  
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