第九話~しんだ筈のハムスター?

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第九話~しんだ筈のハムスター?

これは、つい最近の話です。 去年の冬、凄く懐いていたペットのハムスターが手の中でなくなり、それから一年が過ぎた頃の事。 カタカタカタ…。 ある日突然、聞き覚えのある音が隣の部屋から、聞こえてきました。 始めは空耳かな?と思いましたが、次の日もそのまた次の日も、その音は聞こえてきます。 不思議に思い、家族に『あの音なに?』って尋ねましたが、『どの音?音なんて聞こえないけど…』と言われました。 でも、それは確かに聞こえるのです。 処分した筈のハムスターの回し車の音と声が。
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