第三話~踏み切りで…

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当時、私は高校に通う為、バスと電車を乗り継いでいました。 その時体験したお話をします。 あの日は普通にバスに乗り、電車に乗って最寄りの駅まで向かっていました。 いつもと変わらない朝、の筈でしたが… ある場所の踏み切りに差し掛かった時、踏み切りの前で立ち止まっている人々を擦り抜けてくる人影が見えたのです。 よく見るとそれは、首から上がない学ランを着た学生の霊が平然と自転車を漕ぎながら、こちらへ向かってきました。 そして、電車までも通り抜け去っていきました。 あの霊はきっと死んだ事を知らず、今でも学校に通っているかもしれません。
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