不変の季節

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時間的にはもう3時間目ぐらい 遅刻することは慣れてしまった 静かな廊下を音をたてながら歩く この学校は一応進学校らしく しかも俺達の代が初めての卒業生となるので校律など厳しく勉強などできない奴など差別的に相手にされない 自分の教室に近づくとでかい声が教室から聞こえてくる 「神林~!神林慶斗!なんだ、また遅刻かあいつは」 神林慶斗… (かんばやしけいと) それは俺の名前だ 「おはようございます」 そう挨拶しながら俺は教室に入る 「おはようございますじゃないだろ!何時だと思ってんだ!」 ヘッドロックをかけられながらほぼ毎日同じ説教を受けている
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