不変の季節

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1番後ろの窓側席が俺の席だ だるそうに座る俺に 「よくもまあ毎日丸ちゃんのヘッドロック受けるわね」 クスクス笑いながら話しかけてきた 俺の前の席に座っている秋原唯 (あきはらゆい)だ 「うるさいな。あれはあれで痛いんだぞ!それに毎日じゃない。ほぼ毎日だ」 毎日ではなくほぼ毎日であること強調し反論してやった 「変わんないわよ。痛いなら遅刻しなきゃいいじゃない」 「んなことわかってるよ。ってお前に言われたくないな」 「あら、私は遅刻してないわよ。それにこのクラスの委員長だから言う権利はあると思うわ」 「くっ…」 自信たっぷり言われ正直ここまで言われて悔しかったが唯の方が正しいので反論できなくなってしまった 「それに…慶が来ないと…」 少し照れた様子で話した瞬間… バーン! すごい音をたて教室のドアが開いた
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