不変の季節

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「すんませ~ん!遅れちゃいました。遅れた理由は2度寝の魔力にとりつかれて5度寝したからです!正直に言ったから丸ちゃん許して」 両手併せ深々と頭を下げている男がそこに立っていた ツカツカと丸ちゃんは男に近づき 「お前も遅刻か!神林程ではないが多過ぎる。てんば~つ!」 必殺のヘッドロックが決まっていた いやいや、丸ちゃん 比較に俺を出さないでくれ それにそのヘッドロック… 天罰じゃなく人誅だと思うぞ 「うわ~!丸ちゃんギブギブ!」 もうすでに泣きが入ってる 「たくっ!五十嵐も早く席に着け」 「うぃっす!」 「なんだ!まだ反省が足りなさそうだな!もう1発いくか?」 「勘弁してくださ~い」 恐れをなした声を出しダッシュで俺の隣の席についた
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