第一夜

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「ママ…パパ…死んじゃったの?私がいるから…」 そこには、少女の両親と思われる2人の遺体が血にまみれて倒れていた。 そして少女の前には… 「きみは、美味しそうだね。…血を吸ってもいいかい?」 不気味な吸血鬼が目の前にいる。今にも少女を食べようとしていた。 「だっ…誰か、助けて…」 身動きができないでいた。襲われそうになったその時… ドン! とドアを破いて誰かが来た。 「誰だ?邪魔する奴は!」 と吸血鬼はその人に話しかける。 「僕はその子を助けに来た。」 そこにいたのは… 少女より少し年上に見える少年が立っていた。
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