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『僕でよかったら学級委員やらせてください。』
この言葉を言うと、教室から拍手が起こった。拍手は一向に鳴りやまない。泣きながら席に戻ると、皆が私の所に寄って来て声を掛けた。
『協力するからな。』
私は嬉しくなった。友達というのは大切なものであると気付かされた。
こうして、私は学級委員となり3学期の3ヶ月間クラスを見事にまとめあげたのである。
余談ではあるが、この話は私の母校内で有名な伝説の一つとして今なお語り継がれている・・・。
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