女の子と女の子
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「とりあえず顔、あげて?」 私が言うと、彼女はゆっくりと顔を上げ私をまっすぐ見つめる。 やっぱり、目が良い。 曇っていない瞳。見ているだけで惹かれてしまう。視線が反らせなくなる。 「相手を、間違えてない?」 「私はあなたが好きなんです!!」 彼女はためらいなく告げた。 そのまっすぐな言葉が、くすぐったくて、恥ずかしくて、嬉しい。
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