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命を賭けてドアを開けようとする
『うぉおぉぉ!』
ガチャガチャガチャガチャッ。
ポン
千歳の肩に手が置かれる。
『ドアが壊れるだろ? …それに…命を賭ける事ないぞ?』
ニヤ…。
ズルズルッ!
首もとを引っ張られて鏡の中へと引きずられる。
『嫌だァァ-----ッ!! 離せッ 別れの言葉も何もしてないわ』
懸命に振り切ろうとしたが、ズリズリと容赦なく鏡の中へ引きずる
『煩いッ! 最後の別れは、またの機会にすればよい。 お前には、俺様と一緒にやってもらわなきゃいけないこともある』
『うわッ!』
鏡の中へと完璧に取り込まれた 千歳であった。
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