++ カ ミ カ ク シ ++

カ ﾐ カ ｸ シ

ぴたりと 千歳は、黙った。

『ば 馬鹿！余計な事を言うなｯ』

ｻﾗﾝ『言葉使いが悪いですよ。ウカイ様 私は、前から治すようにと…『うるせーよｯ！』

『お前が煩い！ マジ? ウカイ麻酔をかけてピアスあけたの? (笑) “俺様は麻酔無しで！” って感じだったのにそりゃないだろ(笑)』

ワハハハｯ と笑いだす。

ｻﾗﾝ『ウカイ様は、痛いのが嫌だと申されたので 私(ﾜﾀｸｼ)が麻酔をかけておこなったのです。

申し遅れました。 私 ウカイ・バクジエム王の教育者及び執事の サラン・リスリィーと申します。』

束縛していた腕を離して礼儀正しく頭を千歳に下げる。

『あ…俺は、狛戸井 千歳だ。 ウカイ何かの血を継いでるわけじゃないから』

と挨拶をする。