カ ミ カ ク シ

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『いいえ。貴方様は、ウカイ様の血を確実に継いでおられる。まだ力の方は目覚めておりませんが…確実でございます。 』 『サランが言うんだからそうだぜ? 下手に疑わない方がいい。 疑うと痛い目に合うからな………《バキイッ! ニシシと笑うウカイに拳が入った。 その拳の持ち主は、サランであった (ヒェー。 主人に手をだして良いのかッ!!? まぁ…この人が言うと…本当らしいな。下手に疑うと殴られはしないと思うけど バクジエム家の歴史とか話されそう) 心の中で思った。 『あのさ…俺、ピアスあけても良いけど理由を聞かせてもらえる?』 ウカイに説教中のサラン。 サランの説教を正座で聞くウカイ。 『なーんだ。 痛いのが嫌だからじゃないのか』 つまらない。と呟くウカイの口にガムテープを張るサラン。
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