カ ミ カ ク シ

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『まぁ…コチラで言うと、マルスは 魔法で良いと思います。 言い忘れてたのですが…7属性全て使える訳じゃないんですよ。 個人の差…大抵階級ごとなのですが. 一般人0~1属性 軍人(貴族より階級は、低いが)・貴族1~3 王族1~4属性を持つことができるのです。 …極まれにですが…階級関係なしに3~4~5の属性を使える者もいます。 ちなみにバクジエム王家は、大体の方が7属性全て使えていましたよ』 最後の言葉にニコリと笑うサランさん。 俺…何か期待されてる? 『自分…何も属性とかないですよ?』 『まだ目覚めてないだけです。さぁ千歳様 ピアスホールをあけて差し上げましょう。 早くしなければ、ウカイ様が来てしまわれる』 サランさんの手には、耳の形をしたピアッサーが握られていた。 『あの…サランさん。』 『さんは、いらないです。サランと呼び捨てにしてくださいませ。 何で御座いましょう?』 『麻酔とかないんですか?』 何故か空気の流れが止まった。
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