カ ミ カ ク シ

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『ガツガツガツ!!美味い!』 『ハッハッハッ! どんどん喰え まだまだあるぞ~ッ』 腕組みをして満足そうに笑うウカイ。 豪勢に盛られていた料理の皿が次々と空いていく。 夢中になってウカイの料理を食べる千歳とサラン。 その合間に少し前を回想しよう 半場強制で 初めに来た部屋に行くと、見たことがないような料理が並べられていた。 それをみて、千歳の最初の一言が… うぇ。 だった。 それを聞いたウカイは、怒って千歳の口に無理やり自分が作った料理を詰め込んだ。 そんなのを気にせずにサランは、ウカイの料理をお上品に食べ始めていた。 千歳は、口に無理やり突っ込まれた料理を吐き出したくても吐き出せなくてモグモグと口を動かし始めた。 『!!!!?』 千歳の口の中に衝撃がッ! 用意されていた箸を手にして、ウカイの料理をバクバク食べ始めた。 ウカイは、ニヤリと笑っている。 『…なぁ 普通、料理ってさ 料理長てかさ執事が作るもんじゃない?』 『まぁ 普通は、そうなんだが ここじゃ俺様が料理を担当してるわけだ。 サランに料理を作らせたらこの世のもんじゃねぇよ アハハハッ 魔界に住む 魔王でさえ絶叫してたぜ? グォッ⁉』 サランがウカイを殴った。 自分の主人なのに!!? 『ったく。 貴様は、余計な事を言わなくていい…』 立場逆転? ウカイは、頭を地面に着けながら(土下座)ブラック サランに謝る。 俺は、苦笑いをしながら料理を口に運ぶ。 そして 今になる
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