カ ミ カ ク シ

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ウカイは、 千歳の様子を見ていた。 (…話しきいてないな コイツ。 まぁしょうがないか…突然連れてきたから 家族にも友達にも 想い人に何にも言ってこなかったんだもんな。 お前が スエンで偉大なる王になれば、また地球に帰れると思うが… どうなる事やら? ) 『…等をこのバックに入れておきます。 絶 対 に 無くさないで下さいねッ?』 『はい。』 本当に話し聴いていたのか⁉ 千歳は、そのバックを持った。 『では… スエンに行きましょう。 ウカイ様?』 ウカイが急に立ち上がり 千歳の前に立つ。 千歳より大きいため千歳は、見上げるような形になった。 『なんだよ?』 『ふん…アレほど 嫌だと言っていたのに 急に行くって言うから驚いた。 お前にコレをやる』 目の前に携帯を出された。 『俺の携帯?』 パスッ と受けとる。 『少し俺様が弄った。 電池が無くなったら 太陽か月に翳(かざ)せ コチラからメールとかできないが 相手から送ってきたメールは、読める 無いよりマシだろ?』 以外に優しい事をする。 『(まぁいい奴だな) メールと電話出来ないのか!? なら持ってる意味ねーじゃんか!』 『ほぅ。いらなければ寄越せ』 と手を出すウカイ
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