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ブラーンと枝にひかかっていた。
ギィ....
『いてぇ……お 俺 死んでない♎』
勢いよくガッツポーズをとると…
バキッ!!
ドスンッ!
『お尻が痛いッ⁉はぁ…死ななかっただけマシか。』
パンッ パンッ とホコリを落として立ち上がる。
さっきまでのビビりようは、何処にいったのか…
すごい勢いで木の上に落ちたのに かすり傷だけですんでいるのが凄いと思う。木を見上げて見れば 木の先が小さくて見えなかった。 とても大きい木だったらしい
『に…しても、 かすり傷が凄いな~ とにかく 泉でも川でも良いから探そう…』
真っ直ぐに歩き始めた。
そんな後ろ姿を鋭い目が低い唸り声を出しながら見ていた。
グルルルッ…。
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