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ズザザザァーッ!
カバンに抱きつき思いっきり転けた。
カバンだけは、けして離さなかった。
『ガルルル』
どうやら真後ろにいるらしぃ
『うな…… 来た早々 襲われるなんてありえないぞ!?』
敵にケツを噛まれてたまるか!と前を向くと…
ズラズラ…。
『ヴ~。』
『グガアァァッ!』
『ハッハッ』
一匹だと思っていた狼が沢山
『うそだろぉ。一匹なら何とかなったかもしれないのに…』
どうやら みんな腹ペコ見たいだ。 目が ギラギラと輝いている。
『俺なんか食っても 旨くないよ?』
『グギャァァァ!』
その言葉がスタートになったのか 一斉に千歳を襲いかかった。
『ギャァァ!!(涙)』
エナメルバックを肩に掛けて走って逃げる。
『ハァッ!ハァッ!』
必死に逃げるが…四本足に敵うわけもなく…
一匹がジャンプして千歳に噛みつこうとする…
『クソ💢 食られてたまるか!』
クルッ と後ろに向き。
襲い掛かってきた狼に一発食らわせた。
『ていッ!!』
バキッ!
『ギャンッ!!』
空手技一本… と言いたいが只のパンチ。
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