新世界

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殴り飛ばされた狼は、見事に伸びていた。 『グルルルッ!!』 『グアァァァ!』 狼達は、仲間をやられた事に怒りを感じて さらに狂暴に… 『ハンッ… そう簡単に俺は、食えないぞ! いちよう 空手やってるんだからな! お前等より うちの母さんが怒った時の方が怖いな。』 と納得をする。 千歳の母は、そんなに怖いのか? 狼達は、次々と千歳に襲いかかった。 千歳も負けじと戦った。 それから一時間くらいたっただろうか…。 血だらけの 千歳 と、 ボスらしき大きい身体の狼がいた。 『ハァッハァッ。 親玉登場か…』 『オマエ……………バクジエム…王…か?』 『はぁ!? 狼が喋った!!?』 余りにもビックリして、口をパクパクしていると…。 『シツモン……に…コタエロ!!グガアァァァ!』 恐ろしい 恐ろしい! イキナリ吠えだてた。
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