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『はぁ!?』
呆れたように言う。
『ヴァルウルフのリーダーを倒した貧弱そうな奴を倒せば、 俺達が強くなる! と馬鹿げた考えをする奴等が出てきてるって事さ』
『誰が貧弱だと!?『それに…君は、ここから出してあげたいんだけど… 私の力は、もう残ってないんだよ。』
力無しに呟く声の主。
『……で。 俺にどうしろって言うわけ?』
騒ぎだすかと思った千歳だが…案外落ち着いていた。
『ふむ。 まぁまぁ頭が良いのか 私は、バクジエム王初代に作られ代々引き継がれてきた。
名を“ヒルルク" と言う。 バクジエム王家が納めていた地 今はガディロス王家が納めているがね…そこの大きな湖に住む
私は、どんな傷をも治し人を癒す力をもった精霊だ。
現世にバクジエム王家の力を持つものは、居なく ちょうど作られ約2千年 契約のし直しの時期だったのだ。
8王家が私の力を欲しさに契約をしようと交流を求めたが 断り今になる。』
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