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呪文のような言葉を呟く。
自分の足元に浮かぶ陣が赤く光…
ガバッ! 何かに抱きつかれた。
『のわっ!?』
『コレで、私は もっと長生きできるぞ! ありがとう チトセ! いや…主(ヌシ)』
『モガガガッ!』
俺に抱きついてきた奴は、 俺より張るかに大きかった。
『す すまぬ。 ついはしゃいでしもうた…』
チトセを解放した。
『ブヘ~ッ! いきなり何だよッ てか誰だよ お前!』
目の前にいる 金髪の翡翠色の目をした 長身の女がいた。
『主…私は、ヒルルクですよ。』
『えっ! デカッ!?』
『主が小さいだけですよ。 この世界の成人男性の身長は、平均 170~195センチ ですからね。女性は、主くらいです。』
ニコリと笑う
『はぁ…コンプレックスをつつくな…。 で、ヒルルク』
『はい。主』
『俺は…』
バタンッ! と倒れてしまった。
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