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老人は、困った顔をする。
『助けたのは、私じゃない。 私の孫じゃ 今 村に出てるから居ないが また戻ってくる。
その時にお礼を言ってやってくれ』
『そうですか…(俺…どうすればいいんだ?…漫画とか…ゲームとかして、こんな展開あるけど…実際になるとなぁ……困る)』
千歳は、深く考え込んだ。
コンコンッ! と ノックが聞こえた。
『どうだい 様子は?』
白髪のおばあさんが入ってきた。
『あぁ 今目覚めた所だよ。 そう言えば まだ自己紹介がまだだったね。 私は、この村…キイクラの村長のハタム と言う。』
『身体中が冷えきってるからこのスープを飲み? 私は、ハタムの嫁 ロスです。 どれ どれ 熱は、あるかね?』
ロスと名乗るお婆さんが俺の額に触れる。
『あらぁ!? 随分高いじゃないの? 風邪引いたかしらね?』
(…いや…別に寒気しないし…)
ペタッ と自分の額に触れるが 熱はない。
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