+流れた先+

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『鏡を見ろと?』 『自分の髪の色を分かってないんだから 見た方がいいでしょ。 てか… 黒色の髪の毛だったら………………』 とケイ君が話しているのに、俺は 鏡の中の俺を見て固まっている。 話しはまったく耳に入らない。 (………なぜ? 銀色なのさ?…眼が黒っぽい灰色なのさ?… コスプレでもする気ですか?カラコン付けて… それとも 渋谷とかにいるギャル男ですか?…それともウサギデスかッ!!?……そんなはずねぇ…) 『どうなってるんだぁぁぁぁあぁああぁぁ!!!!?』 片手に鏡。もう片方の手で、自分の髪を確かめる。 『うるさッ!? とゆうか 何だよ急に?…人の話し聞いてた?』 『聞いてない。 俺の 髪が…俺の髪が………お星さまカラーになっている!!!!?』
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