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ザクッ ジャクッ。
蔵の前に立つ
蔵の扉が少し開いていた。
そこを覗くが……居ない。
ギッギィ~。
蔵の扉を開ける 蔵の中に光が射し込み うっすらと明るくなり回りが少し見えるようになった。
トタ トタ トタ
さすがに綺麗にされてる蔵内を、土足で入るわけにもいけないので裸足で上がった。
『ばぁ~ちゃん 何処に居るの?』
と叫ぶと
ばぁ『千歳かい? 奥の方にいるよ』
と真っ暗な闇から声が聞こえる
恐る恐る声がするほうに歩いてく
蔵の柱を頼りにしながら何とか真っ暗なかを歩く
『ドコにいるのさ~。』
ブツブツと言いながら歩いてると 明かりが見えた。
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