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『わかった。 綺麗に片付けとくよ』
ばあちゃんは、立ち上がり
『じゃあ ヨロシクね。
千歳なら ここの部屋に何時でも来ていいからね。 』
とだけ言い残すと俺を残して蔵から出ていった。
気のせいだろうか………。 この白い部屋に入ってから誰かに見られてるような気がする。
俺は、肩をブルリと震わせ 手早くティーセットを持って 蔵からでた。
(…マジ嫌。あの蔵、昔から入る度に見られてる感じがして気持ち悪かったな……もう絶対にいきたくないね)
ガチャ。
『ただいま~。 』
自宅に帰る。
流しにティーセットを置いて自室に戻った。
ポスッ
ケータイを枕元に投げて ベッドに倒れた。
『なんか 疲れたなー。 』
ベッドの上で
いつの間にか寝てしまった。
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