悪 夢 と 継 が れ た 血。

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出来るわけねぇだろ。 と思いつつ やってみると… 頭の中に、うっすらと何かが浮かび上がった。 『うわッ!?』 『見えたか?』 ニヤニヤしながら聞いてくる。 『まだ、 ボヤけてるけど 見えてきた。』 『もっと意識を集中させろ。 ったく… そんな事やらなくても 見たいときに見られるんだぞッ』 いや…見たいときに見られるって… ヤバくない? ウカイが言ってる事を、気にせずに意識を集中させると… 見えた。 未羽が帰って来ていて、 俺が作ったケーキを食べていた。 『み…見えちゃったよ。 信じてなかったけど… スゴッ! マジ神業⁉』 と一人でハシャイでいると、 『そんな驚いてるんじゃねーぞ? まだ お前の 力は、 そんなもんじゃない…今は、俺様がいるからできてるだけだがな』 ウカイが真顔で言ってきた。
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