急な知らせ。

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『何にもしてないよ? ただ 先輩に この部屋夜中の12時になると 畳の部屋で ズリ ズリ ズリ って言う 足音が聞こえるんですよ。 って冗談で言っただけ。』 『それと、 わてが 亮の後ろに何やおる!! って言わはったら 丁度 千歳あんたがおこしやす 亮が飛び付おいやしたやけさ』 アハハハハッ! と二人は、笑った。 亮さんは、鼻水をティッシュで咬んでいた。 『それにしても…千歳あんたの敷地はデカイな。 ココ千歳あんたの家かてね?』 『まぁ……大学行く前は、ココに住んでました。 よく サナー が泊まりにきてたんだよなぁ?』 『そうだね。 てか “俺が住んでました”って言った方があってるんじゃない?(笑)』 にこにこ 笑いながらサナーが言う。 『ほんまに仲ええやん。二人 ワイ達もこのくらい仲良になりたいな、荵?…………ほんで…ワイ達ってしゃべるってきタメ口でぇかめへんよ』 亮さんが俺の隣に座った。 (二人とも…俺達からみりゃ…メチャ仲良しに見えますからッ) 『そやよ。 わてのサークルで敬語使うの お前らしかへんし』
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