急な知らせ。

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『ンで…話しって何さ?』 ガシッガシ。 と頭をタオルで拭きながら 腰にタオルを巻き風呂場の外にある 椅子に座る。 風呂場の外にも鏡があるので ウカイもそちらに移ってきた。 『話しってのわな……お前が もうすぐ “スエン” に行くって事を伝えようとして来たんだ。 突然行ってパニックになられちゃ困るからな』 『は?』 いや…何言ってるか本当に分からないのだけど。 素でに 俺 パニックってるよ?! 『は?』 『マヌケ顔で二回も “は?” 何て言うな。 俺が頭オカシイ奴になるじゃねーか 分からなかったなら 分からないって言えよ。』 『いや…十分に頭オカシイと思うよ。 それにな…………。 まったく 意味が わからねぇーよ。 スエンってなんだよ? スエンってさ。 俺が 何処へ行くってんだよ!!』
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