カ ミ カ ク シ

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『荵さん! 確りと目を開けて見て下さいよッ』 グググッ 『わーた。 わーたさかい…その無理矢理 目を開かせるの止めてくれやらんかいな⁉ ほななきゃマトモに見れへんでしょーが!』 パッと荵の目を無理矢理開かせてた手を離す。 『いや~この方が見やすいんじゃないかなーと思いまして』 『そない気づかええれへんわッ で……亮と千歳は……… うはッ!』 !!! うはッ! 荵は、慌てて口を押さえた。 でもって、目元に涙が溜まっていた。 『荵 先輩! 笑い声堪えて下さいよ。』 『ぶ……わかった。 早う写真に納めとこうぜ? こりゃ 売れへんワ。 で…売れた写真の分け前は、二人で山分けな?』
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