カ ミ カ ク シ

8/44
前へ
/397ページ
次へ
パキッ! 『ンノゥ~!!!! 俺のケータイが… 俺のケータイが パキッて…パキッて折れた 折れちまったよ~(泣) 荵さ~ん 俺もう生きてけないです😭』 サナーは、俺がまっ二つに折ったケータイを、指で指しながら荵さんに泣きついた。 『あほッ 今の状況を見ろ! ケータイなんてな 壊れたのをケータイショップに持って行かはったらデータは、復活しはるワッ。 それより 前の鬼を見ろッ 鬼を! 鬼神の如くやッ。 はようなんらかの対策なって逃げ出す方法を考えなきゃ 亮 見たいになっちまうで。』 昨晩。 亮は、太陽に手を出そうとしたために 千歳にボコボコにされていた。 『ほほぅ。 荵さんとサナーは、俺に謝らないと? それに 鬼神ね~。 それで、持って ケータイショップに行けばデータは 復活? させるか。 今回で何回目ですか?』 『に 二回目です。』 サナーがビクビクしながら答える。 『だから… 今回だけはッ! とか 申しません。っていう 言い訳聞かないから……覚悟しといて?』 ニヤリ と青筋をたてながら笑う 千歳は、まさに鬼神であった。 『ふぁ~あ。 おはようさん 皆…………ショェエェエェェッ!!!!!』 今ごろ目覚めた 亮の目の前には、 鬼神がバキバキと関節を鳴らし恐ろしい笑みとオーラを放つ姿。 それに怯える二人が目に入った。 『何があったかしらんけど……わい じゃなくて良かった。』 と呟いた。
/397ページ

最初のコメントを投稿しよう!

402人が本棚に入れています
本棚に追加