402人が本棚に入れています
本棚に追加
サナーが荵と亮が居なくなるのを見計らって言った。
『このままだと…二人とも傷つくだけだぞ? 苦しい思いもさらに深くなってく…。
俺は…これ以上何も言わない。』
『そう…ならさっさと二人を遊びに行かせて来い。俺は、行かないから』
俺は、何も答えられない。
サナーが言わないって言っても…言うだろう。
気持ちを伝えた所で何もかわらない。
血が繋がってるのだから…。
サナーは、じゃあまた明日な!と最後に何時もと変わらない笑顔で出て行った。
最初のコメントを投稿しよう!