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帰郷
?「まさかここに帰って来る日が来ようとはな」
一人呟いた少年の名はゼロ。弱冠六歳で上級魔獣の住む森から無傷で生還した男。
それから十年、ただただ戦いつづけた。
気付けば彼は世界最強の魔術師、『封魔の剣帝』になっていた。
ゼロ「しかも実の妹の誕生日パーティーに呼ばれるとは・・・・・想定外だ」
そう思いながら昔住んでいた屋敷へと歩を進める。
門番「そこの者止まれ!」
門番がゼロを呼び止める。
ゼロ「俺は本日の誕生日会に呼ばれた封魔の剣帝だ」
門番「ししし失礼しましたっ!」
物凄い速さで謝る門番を無視しそのまま中へ入って行く。
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