会話であいうえお小説 告白編その1

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た 「楽しいですね、こうしてお話しするのも久しぶりですし」 ち 「ちょっと戸惑いを隠しきれない俺がいるけどな」 つ 「冷たいですね、再会を喜び合いましょうよ」 て 「て、いってもなぁ」  あたりをみまわし、クラスの注目が自分たちに向いていることにばつが悪そうに頬を掻く植緒。  中学校ではクールなキャラで通して来ているので、あまりはしゃいでいるところを見られたくは無いのだ。  本当は再会できてものすごくうれしい。げに難儀なり、男のプライド。 と 「ところで志瀬・・・」
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