会話であいうえお小説 告白編その1

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な 「なんですか?」 に 「荷物多いけど、一人で持ってきたわけじゃないだろうな?」 そこまで多いわけではないが、自転車が不安定になるくらいの量ではある。新しい学校で、何が必要になるか分からないと悩んであれこれ持ってきた結果だった。 ぬ 「ぬぅ、それはどうでしょう」 どうもはっきりしない。 ね 「姉さん ― 遥さんと一緒に来たんだろ?」 志瀬の、面倒見のいい姉の顔を思い浮かべながら聞く の 「NO!!ですよ」 何故か頬をふくらませる。
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