第一話

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その瞬間、教室全体に 唖然とした空気が流れたのは 言うまでもない。 「離せよオイ。」 山道はちょっとイラついて 眉間にシワを寄せているが、 あえて、関係ないかのように 無視してみた。 「おめぇ…。 人をおちょくるのも いい加減にしろよ…?」 流石にそろそろキレると思って 手を離したけど、 離した時に"あっかんべー"を してやった。 それがきっかけか、 その後睨み合いが続いたのは また、言うまでもない。
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