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ー山道ー
今日の仕事も終わり、
帰りに理科室に寄る。
「よぉ、高松。」
「何しに来たんですか?」
高松は理科担当の教師で、
昔色々あった。
今ではこうしてたまに
遊びに来ている。
俺はとりあえずドアを閉めて、
パソコンをしている高松とは
一番遠い席に座る。
「千佳とはうまくやってんのか?」
「うまくいってないわけ
ないだろ。」
相変わらず俺には冷たい奴だ。
千佳は高松の彼女で、
この学校の生徒だった。
これまた色々あって
今、千佳は外国にいるけど
もう22歳くらいに
なってんだろうな。
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