第一話

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ー山道ー 今日の仕事も終わり、 帰りに理科室に寄る。 「よぉ、高松。」 「何しに来たんですか?」 高松は理科担当の教師で、 昔色々あった。 今ではこうしてたまに 遊びに来ている。 俺はとりあえずドアを閉めて、 パソコンをしている高松とは 一番遠い席に座る。 「千佳とはうまくやってんのか?」 「うまくいってないわけ ないだろ。」 相変わらず俺には冷たい奴だ。 千佳は高松の彼女で、 この学校の生徒だった。 これまた色々あって 今、千佳は外国にいるけど もう22歳くらいに なってんだろうな。
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