第一話

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俺はその後、 今日長瀬とのあった事を話した。 「つまり、気にくわないけど どうも気になって仕方がないと。」 「そ、それだよそれ。 何してもかわいいくせに なんか気にくわねぇ、 でも嫌いじゃねぇんだよ…。」 俺がそう言うと、 高松は立ち上がって ドアを開けた。 「のろけはそのくらいにして、 そろそろ帰りますよ。」 のろけ…なのか? ますますわかんねぇ…。 疑問を残しながらも、 理科室を出た。
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