12人が本棚に入れています
本棚に追加
「朱槻‥また関わる事になろうとは」
神殿から戻った舜榮は
否応なく‥朱槻との過去を思い出していました。
「朱槻!こっちこっち」
「舜榮!待って!」
「この先に私の秘密の場所があるのよ!早く朱槻!」
二人は同い年で大変仲のよい 友達でした。
舜榮は天界にある下界の見える場所に、朱槻を連れて行きました。
「ほら、ここから見えるのよ」
「うわぁ~凄いわ舜榮」
「でしょ、下界には天界にはないものが沢山あるのよ」
「あの、桃色の綺麗な花は何?」
「名前はわからないけどとても綺麗な花よね!」
「私、下界に降りて色々な事を知りたいわ」
「それは、駄目よ朱槻!真紗利様に叱られるわ」
最初のコメントを投稿しよう!