事情†1

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「朱槻‥また関わる事になろうとは」 神殿から戻った舜榮は 否応なく‥朱槻との過去を思い出していました。 「朱槻!こっちこっち」  「舜榮!待って!」 「この先に私の秘密の場所があるのよ!早く朱槻!」 二人は同い年で大変仲のよい 友達でした。 舜榮は天界にある下界の見える場所に、朱槻を連れて行きました。 「ほら、ここから見えるのよ」 「うわぁ~凄いわ舜榮」 「でしょ、下界には天界にはないものが沢山あるのよ」 「あの、桃色の綺麗な花は何?」 「名前はわからないけどとても綺麗な花よね!」 「私、下界に降りて色々な事を知りたいわ」 「それは、駄目よ朱槻!真紗利様に叱られるわ」
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