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はっ‥ はぁ‥はぁ‥ また‥この夢 桃姫様はこのところ うなされて目覚める事が 多くなっていました。 夢の中で私を舜榮と呼ぶ声は 懐かしい‥ 聞き覚えのあるものでした。 しかし、何か靄がかかったように思い出せない‥ 桃姫様はそれを思い出せない事が、歯痒くもあり‥ 思いだしてはいけない‥ そんな気もしていました
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